孤独を知る度に出よう
相棒はとりあえずいらない
道なき道の片隅にいた
頼りない目をした猫が
泣いたんだ
お願い
僕に夢を見せてと
根拠ない
足跡もない
紡いだ言葉もそれほどないけれど
ついておいできっとこの先も
必ず来るが大丈夫さ
このまま海の方まで歩こうとんでもない獣がいるかもな
その時は頼りない爪でひっかいて守ってあげるからなんて
言えたらもっと強くなれるかな
今度こそ光ってやる
ドブの中にいたあの日にさよなら
どうしても弱ったなら
また君の腕の中で眠らせて
吹く風目の奥に刺さる現実と高い壁が襲いかかる体を巻き込む
ああ退屈な日々がこんなにも激しく回ってる旅はまだ続く根拠もない
足跡もない紡いだ言葉もそれほどないけれど進んで行こう
とんでもない日も嵐は必ず来るが大丈夫さ