不意に胸をよぎった
思い出のあの曲は
かさぶたにもまれない
恋の
水をえぐった
手をつないで見上げた
夜空に浮かぶ月は
ひとりになった今も
にじんで輝いていた
何をしたってもどこにいても
君が離れないんだ
失って初めて気づいたこんなに大切なこと
君の着そうな服や
君に似た髪型を
見かけるたび激しく揺れる
心が痛い
あの時怖がらずに
君と向き合えてたら
今とは違う今日がここに
あったのだろうか
もしもこの恋叶わるなら
いっそ嫌いになりたい
だけどどこかで信じている
いつか戻れる
ことを
夜空に浮かぶ月はひとり
になった
帰るけれど
僕はまだ君という夢から
一人
目覚め
ないまま
何を
して
でもどこにいても
君が離れないんだ
失って初めて気付いた
こんなに愛
してたことを
あの日僕らが探してた未来は