日曜の街 雨 独りでさしてる傘
流れ落ちてく想い 散らかってる泡
いつも通ってた歩道 水を蹴飛ばす靴
透明なビニールの向こう 高層ビル 雲に隠れてた
手探りなりに目指した未来図 あけなくだけ散っていった
打ちつける水しぶきが 休日の景色をブラッシュバックさせる
君のブルーの傘に二人で履いたら 濡れちゃうねと小さく笑ってた
遠くでなる雷は 結末を予感していたのかな
さよならの言葉 想像せずに 信じてた あの日
こじ開けてた週末 僕ひとりあの空
優しい声で言ってた 忙しいのはいいことだねって
会えない辛さをごまかすため 精一杯 君が考えたセリフ
土砂降りの思い出たちは こんな傘じゃとてもしのけない
それならばいっそずぶ濡れのまま 君まで泳いで行こうか
一緒狙った大テーブル 僕らみたい手放してたラブソング
揃いで買ったスラップの 待たせずの指輪
どれもいい 君の香り
打ちつける水しぶきが 休日の景色と音を奪う
頬伝う雫と声にならない声 なんて呼べば
僕は救われあったの 別れ際涙の中で
君は笑おうとしてくれたよね
さよならの言葉 本当の意味は 一人で探すから
日曜の街 雨 一人でさしてる傘
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