海をなぞるようにそっと
不意をかき消してく朝泣き
嫌われてもいいとしたら
悪者になっても
ここで眠ってよ
冷たく笑ってる君が嫌いだ
うやむやにしてる口達者な
全てがただの妄想で
怯えているからとか
悲鳴上げていた
悪者になっても
歩こうとしていてよ
引っ張られたとしても
突き放してよ
今の自分が未来作って
悪者でもよかったと思えるように
水中で奏でている
生まれ落ちて心傾け
懐かしい風浴びていたんだ
これでいいのかって自分を解いて
君が見とれていたんだ
理想ばかりを僕に重ねたんだ
美しい
顔してる君が嫌いと
息苦しくても生きるよってさ
無茶を言うなよ
必死で争う姿は
きっと美しいからさ
悪者になっても
愛してくれるのかい?
きっと離れるんだろう
知っていたよ
今の自分が過去に縋って
醜い姿は殺し続けるんだ
嫌いな朝に打ち勝てよう
悪者になっても
傷なんてつかないよ
だって生きたように
呼吸をするから
その先で愛してくれている
仲間を大切にしてゆくからさ
水中でも生きしてる
海をなぞるようにそっと
ウイをかき消してく熱さなき
嫌われてもいいとしたら
悪者になっても
ここで眠ってよ