街が揺れている 暗い波間の幻冬季に 風はさざめいて 遠いあなたの声をまねる
夕日にじむ 葉は 虚ろな心には 似合うのよ
淡い影のように
淡い影のように いつもあなたの背を 慕ったわ
月が照らす海に 愛に疲れ果てた
星月よ 捨てよう
走る 走りたち
並ぶ異国の 船の明かり
明日 あなたへと こんな夜景の葉が来だすわ
人気のない
人気のない
人気のない 葉は
壊れた思い出に 似合うのよ
淡い影のように
影のように
一人闇の中を 彷徨うの
星が散った海へ
愛に見放された 涙たち
流そう
今日も私はまた
愛に見放した 人の渦巻く街
踊るように生きるわ
愛に見放した 人の渦巻く街
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