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弱い風に怯えて
線香花火を気にしてる
飽きて立ち上がる僕を
不安な目で君が見上げる
ため息混じり
裸足の指に
波の音がついてきて
淡い恋をしてる
僕らを急かしてる
つまらない昨日も
風の中に溶かしてゆく
愚かさで遠ざかる季節を
眺めていた
君とならば
越えてゆける
そんな気がしている
プール帰りの自転車で
長い坂道を下ってく
飛んでいた麦わら帽子
夢中になる
追いかけた
白いワイシャツ
揺れる日差しの
白日の夢に落ちて
胸を焦がしたあの
君の後ろ姿
確かな温もりを
探しながら
壊れそうに
抱きしめた
もう迷うことなどない
この手を
離さないで
離さないで
夏の終わりが来る
&
つまらない昨日も
風の中に
溶かしてゆく愚かさで
遠ざかる季節を眺めていた
君とならば越えてゆける
そんな気がしている
夏の終わりが来る
*・*・* 初音ミク