*・*・* 初音ミク
乾いた歩道にポツポツポツ
天気予報では午後から雨
置き忘れた傘悔やみながら
足早に過ぎる靴音たち
遠い遠い空からの雫が
そっと落ちてくる
一粒手のひらに落ちて
あなたの姿を見つけられそうな
雨 雨 雨
たとえばあの頃
時 抱きとめたら
そのまま続いていたでしょうか
とてもとても古い映画のよう
雨のノイズ
星にまわる
フィルム
会えなくなること
気づいていたのに
なぜ なぜ なぜ
いつも
生きていたくなっているように
涙あっという間に
思い出させるの あの時と同じ雨
雨 雨
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