テーブルいっぱいの料理
楽しそうに一生懸命僕に話すから
練習してきた大事なセリフも
とても言えそうにないね
今夜ちょっと喋りすぎだよ
ボーイフレンドの話
笑って聞けるほどおひとよしじゃないよ
君の言い気に
今夜僕はどんな風にかかれるだろう
全然あってこせない
本当の僕をわかってくれてないんだよ
あ、もう君を送っていかなきゃいけない時間だね
急がなくちゃ早く送らなきゃ
10時にはチャイムを鳴らさなきゃ
ラジオじゃ平気な声で渋滞に生きろ
助手席で君は突然
フフフ思い出し笑い
どう思えば今度は眠そうに小さくあくび
僕はハンドル握りしめ
人格変えて迫ってみたいけど
勇気がないまま君んちの前
君の両親に
今夜僕をどんな風に話すんだろう
全然あってこせない
本当は好き見てキスぐらいしたいんだよ
だから今度はもっと遠くまで行こうね
世の中みんな僕を笑ってるよ
毒も悪もスリルもない奴が
今時女の子にモテるわけないんだ
全然あってこせない
変な義務感ばかりで先に立ち
全然あってこせない
光の胸に常識待ちを輝かせて
全然あってこせない
僕がいつもいつも笑顔でいるのは
全然あってこせない
情けない自分がおかしいだけなんだ
だからって僕のこと安心してたって知らないからね
その時には美術館に絵を見に行かないか
全然あってこせない
君シャツが出てるぜ
なんだ出してるんだ
全然あってこせない
僕は走って帰る
なに大丈夫さスポーツやってたから
全然あってこせない
全然あってこせない