信
号が変わる度に
心の色も揺れ動く
お化かし壇のサックスが今日の終わりを告げていた
クラクションのリズム越しに聞こえた君の名前
イヤフォンから漏れた声が不意に胸を締め付ける
東京バルーン ネオンが踊るビート
私の鼓動さえも飲み込まれてく気がしてた
グラスが駆け抜けるたび
想
いが風になる
この街のグルーヴが私を自由にしてくれる
私に
すれ違った思い出たち ベッドの炭酸みたいに
まだ胸が弾けてる
わざとくれて返信
君も気づいてたでしょ
駆け引きなんていらない
ただ素直で言いたいだけ
ロバルズ 渋滞の中で響く
クラクシャンのグルーヴが 夜のメロディに変わってく
跳ねるようなベースが
全てを洗い流す
迷いも不安も全部
今この瞬間だけは忘れさせて
ロバルズ 空がほんのり明るい 眠らないこの土地が背中をそっと押してくれる
また会えるかもねって 軽く噂した言葉
でも本当はきっと
それだけで救われた