ふわり羽のよう 僕の頬に君がふれる
交じりけないぬくもりが
全てを包むから
また目を奪われていたんだ
踊る髪は光を纏う
天使と遊ぶ
無邪気な笑顔が可憐で
あまりにも澄み切っていて
少し戸惑う
なんでこんなにも全部疑いもしないで
そばにいてくれるの
ふわり羽のよう
僕の頬に君がふれる
それだけでも何もかも
許されたつもりになるよ
ふわり羽のよう 君はそっと勇気くれる
歪んだ胸の傷跡も
浮かんで消えるから
不意に駆け出した君が
はぐれそうになってすぐに
僕の名前を叫ぶ
どんな不安の中でも心配しないで 必ず見つけ出すよ
ふわり羽のよう タンポポの綿毛が揺れる
遠くまで種を運ぶ
風に僕もなりたいんだ
結ぶ指先を 小さな手が握り返す
幸
せへといつかきっと 送り届けるから
二
人は一つの時を 同じだけ重ねる
ふわり羽のよう
君がいれば強くなれる
いつまででも僕がきっと
守ってみせるから