無神経なタイミングで
降り出して街を濡らす雨
君は気づかないフリして高く歩を張って渦の中へ
とっておきのアイデアは無機質な言葉で蹴飛ばされ
君は気にしないフリして笑ってもっと渦の奥へ
戦うために理解して砕いて本当は痛くて
目を閉じ
て自分に大丈夫言い聞かせた
風のない空に飛び出して乾いた海を泳いで
傷ついてまた君はまた光を放ってゆく
負けないで君が瞬きで隠した痛みをその想いを
僕は知っているから
降りかかった憂鬱は洗ったって落ちてはくれなくて
君は構わないフリして速度を上げもっと先へ
綺麗なままが辛くて優しさはいつも肌になって
滲んでいく自分に大丈夫に聞かせた
目指した雲はずっと高くて夢見た島ははずが遠い場所だと知ってて
分かってて踏み出してきたんだから
泣かないで君が瞬きで隠した痛みをその想いを
僕は知っているから
地下鉄の窓に映り込む疲れ切った逆さの君が君のためにこの歌を歌ってる
君が費やした全てが意味を持つその
時まで
あの雲の先できっときっと
君はまた光を放って行く