もしこの雨が上がっても 忘れずに歩いていくよ
最初の一滴に顔上げた 今日の僕を
透明な傘で作る 一人分だけの世界
そっと逃げ込んでいた
見抜き残しの空から 零れ落ちる音響いて
道の心へ届けた 泣きじゃくている この空と行こう
通り過ぎる時を 待つだけじゃなくて
僕は見つめていたんだよ
無色でもそこにある
この雨が上がっていく時 何もなかったように
消えてく傘花みたいに 心は
ちょっとに折り固めないから 過ぎ去ってしまう瞬間を
僕は集めたいよ 秋と雫を
泣いていたくて 何もなかったように 心はちょっとに折り固めないから
冷凍なく傘にすがり落ちる 雫が揺れて描いていくなら
風に震えては くずついてる僕みたいな
澄んだ夜 今日を映した
迷い続ける この空と行こう
曖昧はずっと向き合う 眩しい日々を
偏る雲だって 一秒先なんて
分からない 目も行くんだろう
不安で鈍く霞んでく 明日の
もしこの雨が上がっても 忘れたくないから
たった今を書き留めておきたいんだ
この手じゃ届かない あの空から手を寄せない
あの空から手を寄せない あの空から手を寄せない
あの空から手を寄せない あの空から手を寄せない
人とで繋ぐように届いた 一滴
今この雨が上がってく 最後の一粒が
小さく光って僕を映した
まだ道は乾かないだろう
潤んだ風を吸い込んで
僕を連れて行こう 飽きた雫を
サブタイトル キヨヒヨ