こぼれたコーヒー
パンのかけら
まるいテーブルにふたつ よりそういす
まるできみが
そこにいる
散らかったままの
次の朝さ
すき間もないほど
抱きあったじゃない
悲しみの風を
入れないでねって
あんなにあんなに
見つめあったけど
別れはどこにも
見えなかったじゃない
あの時強く
引き止めたら
ぼくらは幸せになれたのかい
ふざけあったり
許しあえた
ぼくらはひとつの
花束だった
すき間もないほど
抱きあったじゃない
身体はもう二度と
離れないねって
あんなにあんなに
見つめあったけど
別れはどこにも
見えなかったじゃない
部屋にまかれた
きみのかけら
ひろいあげるたび いつも
見つめてしまう
人はどうして
感じるのだろう
あるはずのない
永遠の愛
すき間もないほど
抱きあったじゃない
悲しみの風を
入れないでねって
あんなにあんなに 見つめあったけど
別れはどこにも
見えなかったじゃない
す
き間もないほど
抱きあったじゃない
身体はもう二度と
離れないねって
あんなにあんなに 見つめあったけど 別れはどこにも 見えなかったじゃない
あんなにあんなに
見つめあったけど
別れはどこにも
見えなかったじゃない
すき間もないほど
抱きあったじゃない
悲しみの風を
入れないでねって